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ゴルフクラブのお話〜フェアウェイウッド編(考え方)④ 〜

みなさんこんにちは。

先週までのお話では、ゴルフスイングの一通りのゴールとして、

またスイングの調子や進捗状況を測る目安として、距離を稼ぐ番手の

フェアウェイウッド(以下FW表記)をコースでのセカンドショット

以降に使っていけるようになりましょう、と提言しました。

理由はコース上のボールを、長くてロフト角の立っているクラブで

直に打っていくという、シビアなショットが多くなるこの番手を

使えるようになる事は、単純にボールを遠くへ飛ばす事、という

ゴルフの醍醐味の一つでもあると同時に、それはその人のゴルフ全体を

引き締めるので、「コースでFWをポンポン打つ」を(ゲーム部分除く)

ゴルフスイングの一通りの到達点と考えてみましょう、それにはシビアな

ショットゆえのクラブ選びも大事です、数多あるゴルフクラブの中から、

「今の自分に合ったスプーン(あるいはバフィーやクリーク)と

もう少し練習すれば当たるスプーン(あるいはバフィーやクリーク)」を

少しずつ見極めていきましょう(オンタイムが理想、できれば年一のペース)、

クラブフィッティングや試打会をどんどん積極的に活用していきましょう、

というお話でした。

 

 

【まどろっこしくなる原因は「目的」のゴルフしかない現状という考察】

 

ここまでのお話、特にフェアウェイウッド編(考え方)となってから

一言で言えば、「長いっ!」と感じられる方も多いのではないでしょうか。

こんなに手間暇かかるの?と。

個人的見解ですがまずここを解説します。

スイングとゲームの部分がそれぞれで織り重なるようにできている

ゴルフをどういう順番でするのかは人それぞれですが普通であれば、

スイング→ゲームの順番です。(ゲームの部分というのは状況判断のこと)

スイング習得→コースでラウンドをする→そこで出たミスや

メンタルの動きをフィードバック→あまりやり過ぎない程度にスイング見直しや

ショートゲームの練習(必要であれば簡単なトレーニング)

それからまたラウンド

それをまた持って帰って‥の繰り返しです。

(ゴルフのファンダメンタルは3年から5年をと書きましたが

ここにゲーム要素も加わっていくのでともかく一度始めれば

10年を目処に頑張って続けてくださいと、忙しい方の日常も

計算に入れての10年という時間設定)

 

とは言え。

納得しながらのゴルフの上達と言っても、

なぜこんなに時間がかかってしまうのか。

ゴルフは個人競技ですので人はどこまで行っても自分しか知り得ません。

他人を経験することは無理です。

どれだけ何か言われようとも自分で経験していくしかありません。

 

はじめからいきなりうまくいく人、最初は少し苦労したけど途中から

浮上しうまくいく人、最初のスタートダッシュは良かったけど

その後はスコアがなかなか安定しない人、いろいろなタイプの方が

おられる事と思われます。

始めたてこそ少し個人差はあるものの、ほとんどの人は時間が

経てば経つほどどこかで停滞すること、多いのではないでしょうか。

 

ゴルフは立ち上げが簡単ではないスポーツなのでまずそこに最初の関門があります。

(個人の見解で恐縮ですがコースでFWをポンポン打つ、を目指してください、

行きづらいかもしれませんがクラブフィッティングや試打会も活用しましょう)

そこを比較的易くくぐれた人も、途中の関門、またその次の関門、

それからまた次の関門、とあり目的達成後は、今度はそこを維持して

いかなければいけません。

(ゴルフに限らずなんでもそうだと思われますが)

 

レベルに関わらず、アップ&ダウンを繰り返してスイングが

少しずつ底上げされていきますが、最初の関門の突破の苦労も含めて、

どこかでほとんどの人が経験するだろう「伸び悩み」や「停滞期」の原因は、

それだけじゃなく他にもあるのですが最後の状況判断というゲームについての

重要な思考の部分は、自分の経験しか知り得ないということに帰結していると考えます。

難しく書いてますが、一言で言えば「待つ」ことができるかどうかだと思われます。

 

ほとんどの人が加齢の中でしていくにも関わらず、正しく時間が経てば

思っていたペースとはたとえ少し違っても、関門は突破されていきます。

(「時間がかかる」なのか「時間をかけている」なのかは、もしかすると

人によってはここの違いを重要な問題と考えられるのかもしれませんが

それはまた別の機会に考察しましょう)

ここにゴルフが「経験のスポーツ」と言われる所以があって、

「機会損失こそ一番避けるべき事」というわたしのささやかな矜恃?

なるものもそこにあります。

(経験すればするほど結局自分しかわからないという、ここを泰然と

受け止められる心身共の健康のピークを迎える頃、という前提で50歳が

ゴルフを始める適正年齢、と以前に勝手に設定。)

 

とは言え。

スイングとゲームのフィードバックの繰り返しでかつ、

経験が長くなればなるほどその分、内にこもっていきメンタル的に

しんどくなる事や重くなってくる事も増えるけど、そこもカットなしで

どんな事も経験を積む事が結局は近道、ということはうっすらとは

理解出来たような気もするけど、それでもちょっとまどろっこしくないか?

と感じられる事と思われます。

「長っ!」となってしまうお気持ちはよくわかります。

 

その理由はシンプルです。

ゴルフをする目的がゴルフをすること、だからです。(あくまで個人的見解)

もう少し踏み込んだ言い方をすれば、ゴルフをすることが目的のゴルフにも

関わらず(当たり前です、わたしだってそうです)、根本解決と対処療法が混在し、

どれが根本解決で対処療法かは人によってちがうというそもそもの前提や認識も

薄いままなので(個人的感覚ですが薄いように感じる)、それによって「目的」

のゴルフ(当たり前です、わたしもそうです)に対して、加齢の中で挑戦する

ゴルフの練習なのに適正な時間軸がイメージできない(ようするにみんな忙しい)、

という現実があるからでしょう。

 

一体何を言ってるんだという話ですが順番に説明していきましょう。

サブタイトルまでがまたまた長くなってしまいましたので、今週はここまでです。

 

続きはGW明けとなります。

こんな個人的見解、考察の拙文でもみなさんの一時の暇つぶしになっているなら幸いです。

みなさん健康に留意してお過ごしください。

今週も最後まで読んでくださりありがとうございました。

 

2020/04/28        bridge   |