みなさんこんにちは。
今週はゴルフ地図編まとめです。
ゴルフの上達を目指すならゴルフの地図を広げる、そして「なぜゴルフの上達に
時間がかかるのか?」というお話と合わせて、閑話休題として①から③まで
考察してきました。
結論は以下の通りです。
「自分のゴルフについて課題はバッチリ把握出来ていて理解もしている。
その解決に取り組もうと思えばいつでもできる。(地図を広げて確認できている状態)
あとはいったん地図を持って出発すると、なかなか簡単には元に戻れないので心と時間の準備が整えばいつでもそれにとりかかれる。」
という状態が最高では、これが結論です。
問題や課題がより具体的に、何かを認識できていればそれだけで解決に大きく前進、です。
【大人は「できる」より「わかる」が理想】
この逆の「よくわかっていないけど、打てている」が子どもです。
第1部と第2部、その間の踊り場期間もしっかりある(理想を言えばあった方がいい)、3部制(これは確かに長い)がゴルフだとイメージしてください。
始めたての人を子どもだとしましょう。
第1部のゴルフを深く考えすぎないようにしながら、
牧歌的でもいい出来るだけイメージを膨らませつつ行けるところまでいく。
少し話が逸れますが、この最初のよーいドン!の時点、実際の問題としてここがすごく大事でその人、現実は大人、それまでのスポーツ歴や生活習慣、あるいは目的や性格などの思考の傾向等もありますので、実はこの始めてすぐの一番テンションが高い時点で、その人のそれまでのストーリーを踏まえての希望目的に対する対処療法や根本解決を織り交ぜながら、大まかでも道筋を示せればまた全然違うのでしょうが、この辺りはゴルフの難しさというよりシステムの問題(おそらくもうすぐ出るデジタル地図にも期待)も多分にあり、今回自分自身が最も勉強になった点です。
慣れてくると、子どもが成長、だんだん頭でいろいろなことの状況判断が
自分でできるようになってきます。
自分のゴルフの失敗のパターンや苦手ショットがわかってくると
第2部(大人)への成長期です。
成長期といえば成長痛です。
当たり前ですが、実際は大人のみなさんですので、2部への移行をすぐに
せずともこの踊り場期間も十分に楽しんでください。
ちなみに、この期間などはプラットフォーム化されているゴルフ産業の出番で、
ゴルフのイメージ訴求につながる、個人的には今の時代に合ったいろいろな
イベントなどがどんどん出てきて欲しいと考えます。
※1部又は踊り場が楽しいのであれば、無理に2部に行く必要ありません。
次のフェーズに行く前の踊り場期間で、2部の最初に必ずくる成長痛ラウンドが
一体どれぐらい続いて、時間と心のエネルギーはどれぐらい必要か予め地図で
確認しておく。
無理をしていきなりスイングを変えようとせずに、そのイメージだけでも
少しずつ持っておく。
個人的感想を述べますと、この踊り場期間がその人のゴルフライフの肝になりそうです。
自分の気持ちに正直に、落ち込むなら落ち込む、少し離れるなら離れる、あまり何も考えずに健康維持やコミュニケーションを思い切り楽しむなど、まともに攻めすぎずに、真面目ばかりが能じゃない、そもそも余暇でのゴルフは遊びです。
スコア、練習、飛距離やハンディキャップが、どうとかこうとか、
もし言われるようなことがあっても、外野の声に惑わされすぎずに、
自分の気持ちに嘘をつかずに行動できるか、というのもポイントとなりそうです。
踊り場期間は、体だけじゃなく心のエンジンも出来る限り温める時間と割り切って、
世界や日本のゴルフコースの本とかを開きながら、なんだったらベストスコアの
シチュエーションをこっそりイメージしてモチベーションをあげる、
などでもいいと思います。
そして準備ができれば出発、コースで成長痛ショットが連発でも焦らない。
ははーん、今まで自分はこうだったからこの成長痛ショット、ここがこうで、
こうだからこう、ということを頭での理解やイメージができれば、場合によっては
本当のその技術習得を待たずして、結果が先に出ることもあるでしょう。
ゴルフは、そこそこ上手くできているゲームかも、と思って頂けるのでは
ないかなと考えます。「わかる」が大きく前に進めてくれます。
自分の自然な感情の上に、解決に向けての理論や理屈に基づいてゴルフをしている感覚、
この方向で大丈夫だという気持ちが実は最高の状態では、という結論に至りました。
【難しさを可視化する、というシステム上の課題】
1部(子ども)か2部(大人)かあるいはその間の成長期か、
どこが楽しいのかは人それぞれです。
だけれども本来はどのフェーズであっても、忙しい日常の間を縫って自主的で主体的にされている人たちのゴルフ、全員がいつもものすごく楽しいということまでは難しくとも、前に進んでいるなという感覚を持ってもらえているのかということは非常に大切で、ゴルフの難しさと一言で片付けられてきたこの部分を、これからはどれぐらい可視化できるか、というシステム上の課題も見えてきた気持ちです。
最後になりましたが、そしてこれまた個人的な感想ですが、
地図を広げて行ったり来たりすることそのもの、つまりゴルフを「続けられる」
ことが一番のゴールであることは間違いなさそうです。
閑話休題ゴルフ地図編まとめはここまでです。
次回からはまた再びフェアウェイウッド編(考え方)に戻ります。
長い自粛期間もようやく全国的に終わりそうでひとまずはよかったです。
もしかすると、秋にまた必要と判断されれば、寒い時期に向けての自粛期間が
設けられるかもしれません。
このような時期をみなさんが心身共に健康的に過ごされますよう。
今週も最後まで読んでくださりありがとうございました。