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ゴルフクラブのお話〜パター編(考え方)⑦〜

みなさんこんにちは。

今回はパター編⑦「パターは、パターかアプローチか」です。

どうぞ最後までお付き合いください。

 

【これまでのふり返りと最終回までの予定】

 

前回の「パター選び」では進化するパター、タイプ別の傾向と個人の好き嫌いについて考察、道具にとって大切なのは「集中力を引き出す安心感」というお話でした。

いきなりですが、これまでのパター編のふり返りと最終回までの予定です。

 

パターという道具について 

サブタイトル「愛用品」。

 

スイング始動とは? 

サブタイトル「反動ではないテークバックがあるかどうか」。

 

スコアから考えるスイング 

サブタイトル「余暇ゴルフの山」。

 

しんどいグリップとその解決策のご提案

サブタイトル「グリップする、に慣れる」。

 

3パットや4パットが頻発する人は高確率で「しっかり」さん

サブタイトル「グリップする、感覚がよくわからないという人へ」。

 

パター選び(前回)

サブタイトル「集中力を引き出す(ほどの安心感ある)道具」。

 

パターは、パターかアプローチか(今回)

サブタイトル「簡単ラインでポジティブ思考を練習」。

 

入るオーラ(次回最終回)

サブタイトル「オーラの次元がちがう」。

 

【前回後半から最終回まで私的感想文です。】

 

最初におことわりです。

今回はパターをパターと考え過ぎずにアプローチと考えてみるというお話ですが、前回の後半から今回、次回最終回までは、ほぼ「安心感」についての考察文、いわば主観にあふれた私的感想文ですので、「のんきな話」と感じられるかもしれませんが、どうぞご了承ください。

8回のパター編でお伝えしたい事は⑤の「パター数がかさんで仕方がない人は高確率でスイング中の前傾角が変わっている」です。

これだけがお伝えできていれば、と考えています。

 

ウェッジやパターなどショートゲームに関わるクラブからは、スイングとスコアの両面から考察してきました。

前々回まではスイング視点の技術的な要素として、テークバック、グリップ、ストローク中の前傾角について、前回からは集中力を引き出すメンタル的な要素として、まず道具の安心感を取り上げました。

引き続き集中力を引き出すメンタル要素として、今回はポジティブ思考、次回の最終回はオーラについてです。

 

【パターは、パターかアプローチか】

 

テークバックもある、グリップもしっくりきている、ストローク中の前傾角もかわっていない、パターにも不満はない、にもかかわらずパッティングがどうも不安という方は、パターをパターとして考え過ぎているのではないかなと考えます。

 

パターが上手い人、います。

パットの名手は誰ですか?といわれて、思い浮かぶ人やプロの選手がおられたら少しイメージしてみてください。

なぜその人はパッティングが上手なのか?

ボールの転がりがいい、グリーンを読むのが上手など、何かしらの理由を挙げることができると思いますが、その人はポジティブ、ではないでしょうか。

 

【ポジティブ1とネガティブ7

 

人は「ポジティブが1に対してネガティブは7」といわれているそうです。

生存本能としてもともとネガティブに考えるようにできているとも。

不安を感じて当然、ゴルフのパターの時は意識的になるべくポジティブを保つ練習を少しずつしていきましょう、というお話です。

 

そもそもなぜ上手い人はポジティブか?

答えは非常にシンプルです。

ラインが簡単なんです。

では簡単なラインとは?

明らかに切れたりしない上りのラインです。

ではなぜ上りが残るのか?

 

【ボールは高いところから低いところへ転がる】

 

ゴルフコースはフェアウェイもグリーンもほとんどが傾斜面です。

設計者の意図はあってそれを利用した方が簡単、ティーショットなど、振り切れていたスイングからの飛球であれば、キックよくいいところへ出てくるなどいわれます。

 

ショットやアプローチなどがグリーンにポーンと乗ったとき、距離感(タッチ)が合っていれば、ボールはころころと低い方へ転がります。

ピン位置がどこであっても、グリーンオンしたボールが低い方へ転がっていくイメージで打っていく。

寄せたいや入れたい、の前に「高いところから低いところへ」です。

そしてその後のパットの距離がすこし残っても、上りのラインであればナイスオンです。

同じ流れでパッティングも同じことをくり返します。

 

パターはパターですが、超難しいラインに対して「これを入れるためのストロークとは?」といきなり考えず、上りのパットを残すアプローチぐらいの気持ちでその後のパッティングもしてみてください。

いい感じのライン、上りなどのパットをたくさん打ってそれでもまだなにか外れている、外れる気がするとなればそこではじめてミスの原因を考える、ストロークかアドレスかクラブか、などです。

コースを把握することが重要ですが、これがしづらい環境はどうしても難しく(ネガティブに)考えてしまうのでご注意ください、というお話でした。

 

今回はここまでです。

次回はパター編⑧最終回「入るオーラ」についてです。

それでは今回も最後まで読んでくださりありがとうございました。

2020/12/17        bridge   |