みなさんこんにちは。
今回⑩は最終回、「ゴルファーにとって最高のラウンドとは?」です。
どうぞ最後までお付き合いください。
【ゴルファーにとって最高のラウンドとは?】
まずはゴルフ自体が健康証明書ですがその中身もとなれば、グリーンに上がったらパットを好きに打つこと、ではないでしょうか。
【ゴルファーの特権】
顔に出ていようがいまいが苦労してたどり着いたグリーン上、パットをマナーの範囲内で思うように打つことは全ゴルファーに等しく保証されている特権、それを侵害することは何人もできません。
【理論と実感】
「ショットがどれだけよくてもパットが入らないとショットまでおかしくなってくる、ショットがおかしくてもパットが入ってくるとショットも良くなってくる、ということはパットの練習だけをしていたらいいということ?」とは、古閑美保プロ(08年JLPGAツアー賞金女王)が言われていた記憶がありますが、これを聞いた時はすごく面白いなと。
型をどうするかはともかく、理論も実感もどちらも非常に大事、自分の気持ちと相談しながら、スイングはスイング、スコアはスコアと別々に進めていく、というお話をこれまでしてきました。
スイングとスコアを同時に意識することは至難の業だからです。
ですが心配ご無用、成果はパッティングにちゃんと出るようにゴルフができているのかもしれません。
【何がどう変わってもゴルフ自体の難しさは同じ】
ゴルフボールやクラブの進化についての話し合いが議論のテーブルに載っていることは途中にも触れましたが、仮にゴルフが12ホール競技になる、カップの大きさが大きくなる、バンカーがなくなる、などの競技になってもそうなればなったでまた必ず何かが難しいとなっているのではないかな、と思います。
簡素化はともかく、競技として簡単になればあまり誰もしないのではないかなという気もしなくはありません。
【一年間ありがとうございました。】
これまで「ゴルフクラブのお話(考え方)」として50回を目処に述べてきました。
結論は「ボールを打つことが簡単になっても、ゴルフの難しさはきっとそこまでかわらないのでは」です。
カテゴリーごとの毎回の問題提起&解決策のご提案と同時に、全回を通底して「いいスイングとはインパクトがあるかどうか」では?ということも考察、その便宜上、余暇ゴルフの方のスイングタイプを3種類に分けてきました。
そのうちの『スイングをオリジナル解釈』されているかもしれないプレイヤー(しっかりさん)に興味があり、終盤に別枠で書かせていただいたゴルフの練習編は「しっかり」さんへのお手紙となっております。
ゴルフは何にこだわるか、をプレイヤー自身が設定できます。
しかもそのこだわりをとことんまで追求することも可能です。
対戦型のスポーツだとこうはいきません。
スコアか、スイングか、クラブか、どれなのかを明確にして見失わずに楽しんでほしいと思います。
ゴルフクラブを選ぶ時、今使われているご自身のクラブが基準です。
ヘッドも難しく、シャフトも重いものに変えた、となれば今のものから2段階は難しくなります。(どれぐらい難しく重くなったかもありますが)
ということは最初の間、同じスイングならば、そこまでのミスヒットではなくても少し距離は落ちます。
右利きの方ならそれまでよりも右にもいくと思います。
同じスイングでクラブのスペックだけが上がったなら、最初のこれは仕方がありません。
感触も弾道も変わって当然、安易にダウンスイングでヘッドを閉じてインパクトで合わせたりすることがないようにご注意ください。
お話は尽きませんが、いろいろあっても、「今日は入るかなどうかな」とグリーン上でのパッティングを楽しみに当日は早寝早起きで長くゴルフを楽しんでほしいと思います。
来年は新たなテーマで始まります。
またどうぞよろしくお願い申し上げます。
みなさまにおかれましては、年末年始も健康第一でどうぞお過ごしください。
それでは今回もそして一年間、最後まで読んでくださりありがとうございました。