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新着情報  2020年03月9日

ゴルフクラブのお話〜アイアン編(考え方)①~

前回までのドライバー編(考え方)①から④では、ゴルフクラブはなるべく趣味嗜好で選びましょう、特にドライバーにはバット型とラケット型があるので、選んだものがどんなクラブかをイメージし、納得してクラブに合わせるように使っていきましょう、それが振りやすさ重視のモデル(ゼクシオタイプ)なのか、アスリートモデル(非ゼクシオタイプ)なのかをイメージしてみてください、ドライバーが苦手な方はドライバーを簡単と思えるところまでいくといいのですが、最終的にはドライバーはスコアメイクの観点からの第一打のショットでそれ以下でもそれ以上でもない、と考えるのが結局は思考的にもスイング的にも一番まとまります、というお話でした。

 

さて、ドライバーのまとめの回のところで、ドライバーはいわばサーブだから重要だと書きました。

好きか嫌いかはともかく、ゴルフの要所を占める重要なショットをドライバーの他で挙げると、はいそう、パターですね、そして本当にこれは私見で恐縮ですが、バンカーショットも非常に重要と考えています。(あくまで私見です)

 

話が少し逸れますが、ドライバーもパターも得意っていうプレイヤーは非常に少ないのではないかな、と考えます。その数少ない選手の一人として思いつくのは、やはりタイガー・ウッズ選手です。昨年、日本で行われたPGAツアーで優勝し同ツアー優勝回数最多タイとなる82勝目を挙げましたが、デビューから2010年あたりまでのタイガーの全盛時代のプレーというのは本当に神懸かっていました。特に15勝挙げているメジャートーナメントでの活躍のインパクトは強烈で目に焼き付いているという方も多いのではないでしょうか。タイガーウッズ自体がめちゃくちゃ特別な選手なので、少し極端過ぎる例えでしたが、そこまでとはいかなくても、やはり両方とも得意というプレイヤーは希少で、ドライバーかパターかのどちらかが得意でちがう方は少し苦手、という人がほとんどでしょう。

これは本人の感じ方、感覚なので当然といえば当然です。

ドライバーが得意な方も苦手な方もそこは一長一短、それも含めて自分の個性と、長い目で気長にゴルフを練習していってほしいと考えます。

同じホールの中で使うクラブの長さが変わっていき、これを18回繰り返す競技、特にドライバーはパターの後ですからやはりそう考えると頭を切り替えていきながらも、ここぞの場面では神経や集中力などを使っていく、ゲーム性の強い繊細なスポーツだと思わざるを得ません。

 

【自分の調子を把握しやすいクラブ】

 

少し前置きが長くなってしまいましたが、アイアン編(考え方)の4週で述べたいことは出来る限り、自分にとってむずかしい目のアイアンを選びましょう、ということです。

この「自分にとってむずかしい目のアイアン」を言い換えれば、自分の調子を把握しやすいクラブ、という意味です。

理由の一つにはユーティリティークラブの登場があります。

ボールが楽に上がってくれるのでロングアイアンがいらない、よってものすごく易しいクラブじゃないとダメということではない、ということになっていっているようです。

これらは最近のアイアンのトレンドをみても結構顕著にあらわれています。

そしてもう一つ理由があります。

これまた私見というか感想に近いですが、プレイヤーの年齢で色々なことが全然ちがうと実感することが多く、特に男性はそのように感じられます。

 

また少し大袈裟で恐縮ですが、ゴルフは生涯スポーツと言われるぐらい長く楽しんでもらえます。もちろんこれはゴルフのいいところでもありますが、裏を返せば加齢の中で練習をしていくことになります。何歳であってもゴルフを始めた時点でのある程度のその人それぞれの基礎体力や、そこまでの他のスポーツ歴など、同じビギナーの方でもゴルフがいかに個人的なスポーツかを痛感させられます。

それからゴルフはミスのスポーツ、そのミスをリカバリーしていくのがゴルフ、と言われますが、これも全くの同感です。

 

【個人的過ぎるアイアン事情】

加齢やミスのリカバリーの連続というゴルフの特性は、その人個人で出来事に対する捉え方が全然ちがう(特に男性)という理由により、個人的過ぎるアイアン事情はここでは思い切って、次回からの3週にわたり年齢別で書いていこうと考えています。

 

次週はアイアン編(考え方)②として、60歳以上の方への提言です。

少し緊張しますが頑張ってまとめますので、もしよろしければご一読ください。

 

 

 

 

 

 

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2020/03/09        bridge   |