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新着情報  2020年05月22日

ゴルフクラブのお話 〜ゴルフ地図編③〜

みなさんこんにちは。

今回はゴルフ地図編③、②を補足した内容です。

 

②では、スイングもゲームも「守りながら攻める」のがゴルフ(あくまで個人的見解)ですが、特に両面とも「攻め」イメージを持たれている方は「時間がかかる」という感想を持ちやすいのでは、と考察しました。

 

またこの考察の箇所にてご自身のいつものスイング動作のイメージは「攻め」か「守り」のどちらですか?と質問しましたがこの時、普通にあるいは楽しく考えられた人と、質問の答えは自分自身であるにも関わらずなんとなく心配な気持ちで考えてしまった人では、「時間がかかる」か「時間をかけているか」問題に関しては、この時点で既に何かしらの差があるのかもしれない、という気もしています。

 

【張り手をする力よりも、張り手をされて簡単に飛ばされない力が大切】

 

これは「守りながら攻める」という動作(個人的見解ですが便利なのでこの名前で

表記します)のイメージ例の一つです。

張り手をしたこともされたこともない人がほとんどかと思われますが、相撲が

分かり易いかと考えました。

張り手に限らず組むこともそうでしょうし、もっと言えば相撲に限らず柔道や

レスリングなど格闘競技も同じかと思われます。

対戦相手との重心の崩し合いという、ジリジリとにらみあう中でいつ攻められても

パッと踏ん張れる、そうやって守りつつ攻める(技をかける)機会をうかがう。

上体がいくら激しく動こうとも、下半身は踏ん張れている、重心が簡単に

上下動しないなど、目まぐるしい勝負の中で垣間見える、あの一連の動作は

ゴルフスイング、特に体の使い方の参考になると思われます。

張り手を例に出したのは力を「出す」ではなく、力が「出る」という

イメージをお伝えしたかったこともあります。

 

上達していくと、パーやバーディを取っていく作業になっていきますが、

これは「飛ばす、止める、入れる」の連続です。

この動作の全てに求められるのは「正確でしっかりした」インパクトなので、

「しっかり」よりもまず大事なのは「インパクト」が確保されているかということです。

 

ゴルフのファンダメンタルに時間をかけるべきだと考える理由はここにあります。

クラブの運動でボールが飛んでいるかどうか。

始めたての人ほど失敗に対するメンタルは強いはずですので、

失敗ついでにちゃんと失敗することも大切、どちらにしても上達が

進めばいずれこの部分に行き着く、というのがその理由です。

 

【「遊びがない」という最大の特徴】

 

ゴルフゲームの最大の特徴は遊び(球)がないところと言います。

全てのストロークがカウントされ、それどころか空振りもペナルティーも

全てスコアに加算されていきます。

あくまで打数のみをカウントしそのスコアを争うストロークプレーが

最もポピュラーなゲーム形態として採用さている以上、一度打った打数は

取り消せないところにゴルフゲームの厳しさがあり、ショートゲームが

ゲームの中のゲームと言われる所以でしょう。

スコアの良い人ほど、ショットよりもショートゲームに多くの

コンセントレーションを割いているはずです。

どのようなスイングやクラブでのショットであっても頭のエネルギーを

使い過ぎる打ち方は18ホールの長丁場、やはり息切れします。

クラブを動かすのに、「サイレントムーブ」(英語のレッスン書などにはこう書かれている、なんとなくイメージしやすいですよね)という全身のフレームを使った踏ん張りを利用した打ち方、「インパクトの確保」はクラブに任せる、を目指してください。

 

こうしてショットに費やす集中力をショートゲームの方に回すなど、

1ラウンド中の「集中力の配分」を意識する事は、スコアメイクの上では

欠かせない考え方の一つとなってきます。

 

「守りながら攻める」をスイング、ゲームの両面で補足解説をしました。

少しでもみなさんの参考になれば幸いです。

次回は閑話休題ゴルフ地図編まとめです。

今回も最後まで読んでくださりありがとうございました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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