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新着情報  2020年12月11日

ゴルフクラブのお話〜閑話休題「ゴルフの練習編⑧」〜

みなさんこんにちは。

今回は閑話休題「ゴルフの練習編⑧」です。

どうぞ最後までお付き合いください。

 

【前回と今回のあらすじ】

 

前回は、ゴルフは出したい結果の難しさもさることながら、出せる結果の予想が難しい、と。

なりたい自分へ一直線が一番の理想ではありますが、経験が大きいゴルフの場合、誰であってもこうはなかなかいきません。

理想は理想として、コースや調子と相談をしながら予想や計算を立てる地道作業が大事です、というお話でした。

今回は「ゴルフは難しい?」の続きとして、そうはいっても余暇ゴルフの場合、作業として予想が難しいのは仕方がない、というお話です。

 

【余暇ゴルフが競技ゴルフよりも難しい理由】

 

結論から申し上げると、余暇ゴルフだけでは、何がわからないかわかりづらい、もう少し踏み込んだ表現をすると、いつまで経っても自分のパターンがわからない、からです。

これはゴルフに限らずよくある話で、何がわからないかがわかればわかったも同然、などともいわれます。

 

ずいぶん前になりますが、競技ゴルフからはじめた自分自身をふりかえっても、公式にスコアを競ったりしない、いわゆる遊びでゴルフをした時、「ある意味ではこれの方が難しい」、「これだけで上達する、は至難の業では」と。

ほとんどの同伴者の人たちが「なぜゴルフは上手くならないのか?」を口々にいわれ、その度にいろいろ何か自分なりに答える、をくり返していた記憶があります。

 

他の人と難しいホールやショットの共有がなんとなくしかできないので、ミスが出るとその原因がわからないまま、ミスを減らそうとしてさらにミスを重ねる、そして集中力がなくなってしまう、というループに。

原因はともかく、ミスはミスとしてそれをマネージメントとしてつかっていく、というのがあまりない。

難しいホールやショットは誰でも難しい、それを克服するのには当たり前だけど練習する時間が必要、というシンプルなことが余暇ゴルフでは実感としてなかなかわからない、貴重なその場でマネージメントではなく、ミスの原因追及をしてしまう人がほとんどです。

 

前にも書きましたが、それが打てる人はそもそもそこにいかない、です。

 

アドレスで少し右を向いていた、スイングがいつもよりちょっと早いかな、など誰がどうみてもそう、といった客観的なことは気持ちに余裕があるなら、むしろ聞いた方がいいです。

ですが、ミスの原因をその場でいきなりスイングにもとめることは、他者からのアドバイスがあろうとなかろうと、熟練者やセンスにあふれている天才肌の人ならともかく、ほとんどの人にとっては非常に難しいことです。

 

【全部自分のせいにしない】

 

ぶっつけ本番の要素が強い余暇ゴルフ、ミスに対する考え方も一直線となりやすいです。

良いスイングが良いスコアを作るのですが、スイングもスコアも山あり谷ありが普通、むしろミスをしてこそ。

でもだから難しいし、思いがけず谷に落ちた時のためのクッションとして、今を予想する習慣も大事です。

そのかわり、自分で自分の予想がはまるとものすごく面白いスポーツ、良くも悪くもゴルフは経験、ミスは回収できるんだなといつか実感されることでしょう、というお話でした。

 

今回はここまでです。

「ゴルフは難しい?」シリーズは次回⑨「型の役割」で完結です。

当初の予定を大幅に延長し、閑話休題をお送りしてきましたが、さらにその次の⑩として「アマチュアゴルファーにとって最高のラウンドとは?」をもって最終回となります。

それでは今回も最後まで読んでくださりありがとうございました。

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2020/12/11        bridge   |