ゴルフクラブのお話〜閑話休題「ゴルフの練習編⑦」〜
みなさんこんにちは。
今回は閑話休題「ゴルフの練習編⑦」です。
どうぞ最後までお付き合いください。
【今回のあらすじ】
一ゴルファーとしての感想を申し上げるとゴルフは難しい、です。
ですがその難しさはあんまり考えなくていいのでは、というのが今回のお話です。
【ゴルフは難しい?】
ゴルフの難しさについて文を書いてみました。
『ゴルフは難しいスポーツです。
競技ゴルフの1ラウンドの究極のスコアは18で、スイング・スコアの両面からみてもその難しさは歴然です。
一方、余暇ゴルフのスイングをスコアとセットで考えた場合、「型」は場数という量に比例するので、これはこれでまた難しいです。
以上のことからゴルフは難しいスポーツです。』
もう一つあります。
『究極に聞こえるかもしれませんが、競技ゴルフを目指さない限り、具体的なスコアとしての70台やエージシュートについては前のティーから打てる70歳になってから考えましょう。
ゴルファーのみなさん、それまで正しい練習習慣と元気な体さえあれば、何も問題はありません。』
これらを読んでゴルフをはじめてみたい、と考える人はおそらく少ないでしょう。
理由は、両方とも「結果」についての文だからです。
【コースなりに打つ、が分水嶺】
お待たせいたしました。
「100切り」の山についてですが、コースなりに打っているか、です。
(先にお断りですが、スコアは「出る」より「出す」なので、下見や練習ラウンドがない、いきなりのラウンドとなることが多い余暇ゴルフの場合、ここでの「100切り」や「80」台前後半の間の山、というのはあくまで比喩的なスコアの意味です)。
たとえばクラスに通われている方がもうすぐコースだからとバンカー練習をしたとします。
そこでインストラクターがたずねます。
「どちらのコースに行かれますか?」
「○○(コース名)です。」
「あそこのコースはこういうイメージのコースだから、今のこのバンカーショットの感じならば、おそらくボギーペースの90では回れるのではないでしょうか。」
(その後の会話)
「スコアは48と47の95でした。」
「スコアカードを見せてもらってもいいですか?」
そしてなぜ5打膨らんだのか、一緒に考えます。
これはいかがでしょうか。
なんとなくでも、スイングからのスコアの雰囲気、なるものがあります。
このショットであれば、〜ぐらいで回ってもおかしくない、という具合です。
逆に、練習ではしっかりしたショットを放っていても、どこかでこの人は大叩きのホールがあるのではないか、などの場合もあります。
ゴルフは、自分自身と第三者の印象の差をプレイヤー自身が実感していくこと、が難しいスポーツですが、自分と第三者の間にあるものがコースやクラブやスイング(の型)です。
その中でも確実に変わらないものがコースとクラブで、さらに変えられないものとなると、コースになります。
【「かわらない」をつかう】
前回のパター編にて「打ち方が安定すればラインがよめる」と書きましたが、ゴルフの場合は打ち方やその結果よりも、自分なりにコースのフィーリングをつかむことがスコアを作る上では大きなポイントになります。
(よく回るコースの)いつもダブルボギーになるあのホールのティーショット、あそこでよく入るバンカーショットをうまく出せたらボギーになってスコアも100を切れるかもしれない(ダボをボギーにしていく作業が100切り)、それどころかいつかバンカーをティーショットで越すことが出来れば、セカンドショットが楽になり90で回れるかもしれない、といった具合です。
コースの情報や雰囲気をつかむことができるスイングをしているかどうかがスコアには不可欠ですが、これをプレイヤー自身が見極められるかどうか、が難しいスポーツです。
どこまでお伝えできているのかわかりませんが、この「難しい」はどうでしょうか?
冒頭のような文の、いいスイングやいいスコアがあって、そこを目指す「難しい」とは少しちがいます、というお話しでした。
今回はここまでです。
次回⑧は「ゴルフは難しい?その2」です。
それでは今回も最後まで読んでくださりありがとうございました。