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新着情報  2021年1月

『ゴルフの補助線』1

みなさんこんにちは。

今年から始まった、「今度からこれをちょっとやってみようかな」とゴルファーの方たちに思ってもらえるような事としての「ゴルフ索引」(全50回)は別のところへ引っ越しいたしました。

今回からは新たに「ゴルフの補助線」が始まります。

どうぞ最後までお付き合いください。

 

【ゴルフをお料理でたとえると】

 

当然といえば当然ですが、与えられた条件の中、自分で自分を調理するのがゴルフです。

 

【コースではまずマナー】

 

例え話をひとついたします。

ゴルフを始められた方にアテンドをしてくれる人がいたとします。

その方が、経験の有無に関わらず、ティーショットは全部打ち直し、ノータッチ、OKパットもなしで回るのがゴルフである、という方針だとしたら、はじめたてで連れて行かれた人、よっぽどの人でない限り、途中でやめてしまうことは明らかです。

 

ここで問題なのは、厳しいということ(この時点で嫌になる人も多いかもしれませんが)よりも、1組が使っていい時間は1ホールおよそ15分まで(ハーフ2時間から2時間10分以内のプレーがマナー)の時間を守るというマナーが頭に入っていないと言わざるを得ない点です。

 

振り方も(設定する)ルールももちろん大事ですが、コースではまわり方が一番大事です。

マナーがまずあって、次にゴルフ(お料理)です。

最初の方は飲み込むばかりで、咀嚼をなかなかできない、できる人が少ないかもしれません。

食べた気がしない、という人によってはビギナーの間のこの感想、みんなでゴルフコースをまわる以上、仕方がありません。

誰でも最初に通る道です。

 

【シミュレーション】

 

ゴルフを始めてみたいけど何をどうすればいいかよくわからないという方、多いかもしれません。

また、ゴルフを始めてみたもののだんだん分からなくなってきた、という方はもっと多いかもしれません。

 

何をしたらいいのか?を考える上でのポイントは、プレイヤーの方にとって、コースが前提なのかそうじゃないのか、です。

なるべくスムーズなラウンド、ができるようになるためにどれぐらいの時間があるのか、という点です。

 

【コースが前提の人】

 

コースが前提だという人、慣れてくるまでは練習でも、それからコース上でも料理としての完成品を楽しむ暇はあまりないかもしれません。

ビギナーの間、その状況はややハードですが、その代わりやりがいはあると思われます。

上のようなたとえの人はあまりいません、落ち着いてすれば大丈夫です。

 

どうしてもコースには行かないといけない、お付き合い上で仕方がないという人であれば、おおよそどんなシチュエーションでも、1ホール15分以内でホールアウトできること、ホールアウトできそうと一緒にプレーする周りの人たちに思われること、がまず大事です。

 

ということは、ティーショットとグリーン周り、グリーン上などのショートゲームの練習が優先順位の上位となります。

さらに、ティーショットとショートゲームのどちらが優先されるのか?であれば、はじめてすぐのプレイヤーほど、コースでは第一打となるティーショットがポーンといくことでしょう。

はじめて間もない、かつコースに行くことがマストのプレイヤーにとって、コース上で一番大事なのは、第一打のティーショットがポンポンといくことです。

 

遅くならないように走ることも多いかもしれませんが、ティーショット以降はスコアよりも周りとのコミュニケーション、同組のみなさんと1ホール15分以内のホールアウトを目指せていれば全く問題ありません。

コースをまわらなければ、というプレイヤーの状況を周りの方もわかってくれている事が多いからです。

 

ラウンド中、気にし出すといろいろとキリがなくなっていくことと思いますが、「そこそこティーショット」の準備だけでも気持ちは全然ちがうことでしょう。

 

【コースが前提ではない人】

 

今すぐのコースが前提ではない人は、出来上がりの料理をイメージする時間があります。

まずは、本格的がいいのか、気楽な感じがいいのか、のどちらかになります。

 

そしてゴルフを始められたらすぐに実感されることと思いますが、どんな人であってもコースに出れば、「1ヤードでも遠く、1打でも少なく」となります。

ですのでそこまでへの道として、厳しい目がいいのか、そうではないのか、のどちらかとなります。

 

今すぐにコースをまわれるようにならなければいけないという必要はない、でもゴルフを始めてみたい、という方は情報収集をしてできる限りのシミュレーションを自分なりにすることをお勧めいたします。

また一緒にゴルフを始める人や、連れて行ってくれる人がいる、あるいはクラスなどの環境がある、という人はその人たちとのコミュニケーションも大事となるでしょう。

 

【紆余曲折に補助線】

 

ぼんやりとでもゴルフをはじめてみたいなと思われるということは、何かしらのゴルフ「料理」のイメージができている、ということでしょう。

そしてゴルフは自分で自分を調理するため、ちょっとした紆余曲折もあって当然、それ全部が自分のゴルフです。

 

ゴルフで不健康にはまずならない、とのほほんと考えていましたが、この紆余曲折に対しても補助線を引いていこうというのが主旨です。

1年間、どうぞよろしくお願いいたします。

それでは今回も最後まで読んでくださりありがとうございました。

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2021/01/27        bridge   |   

ゴルフ索引「う」(話題)

みなさんこんにちは。

今回は「運動習慣」です。

どうぞ最後までお付き合いください。

 

【運動習慣で得られるもの】

 

一言でいえば元気、ではないでしょうか。

それに加えて自分について話す、考える思考習慣も得られると思います。

 

SNSがあらわす「わたしも」の時代】

 

SNSは「わたしも」の時代をよくあらわしているな、と思います。

例を一つあげさせていただきます。

わたしはゴルフに関する投稿ももちろん拝見いたしますが、時代だなあと感じるのは野球についての投稿です。

 

野球観戦が好きなのでプロ野球や大リーグの話題を見ては「日本の野球はなぜこんなにずっと強いのか?」を考えている間に、NPBでは広島が3連覇したりソフトバンク(前ダイエー)が強かったり、最近ではパがセを圧倒し続けるということで両リーグともDH制にするかどうかの議論まで‥。

「ところで、プロ野球ってこんなにオシャレだったかな‥?」と。(あくまで個人的なイメージですが)

 

すっかりオシャレになったプロ野球を見ている内に、このピッチャーはボールを握る人差し指に力が入っていないんではないかな、などにも目がいくように。

だんだんと野球の技術についての投稿も熱心に見るようになり、ファンの方や指導者の方たちのわかりやすい内容になるほどなあ、と。

最終的には自分もバッティングセンターへ行き、最近はマイバットを持って定期的に通っています。

「最初の自分の話はなんだったかな?バッティングが面白いからまあいいか。」と。

 

「わたしも」を引き出すSNSはスポーツと相性が良かったと同時に、それをどう思うかはともかく、人間がいかに視覚情報の生き物かということがよくわかります。

 

【声の大きさと主張の中身はまた別】

 

「難しい」まできている人がその一言で片付けてしまうと損、ということはこれまでにも述べてきました。

もちろん大人には主張や考えがあります。

わたしがここで長々と説明を書くまでもなく、一人一人が持つその主張に署名があろうとなかろうと、その声が大きいか小さいかも関係なく、その人自身のあらゆる生活習慣、行動習慣、思考習慣が可視化される時代があっという間にやってくることでしょう。(もうきているかもしれませんが)

 

その時にまた新たな時代の価値観が緩やかに生まれることと思います。

生まれるというよりも、むしろ元々あったものがより鮮明になる、というイメージです。

「これって何かいいよね」とフワッと思われていたものが「これはいい」とみんなが口にするように。

 

自分の話をしているようで実は他人の話に縛られて「難しい」だけを繰り返していたことに多くの人が気づくのではないでしょうか。

 

【ゴルフスイングの何が「難しい」のか】

 

運動習慣で得られるものはたくさんありますが、「わたしも」は当然ですし、またそうでなければ意味がありません。

それがデジタル化により、どんどん早くはっきりとしてきています。

 

ゴルフスイングで言えば、「股関節の前傾角キープ」などの「ゴルフの型」までをすっとばせるぐらいのデジタル化ができるかどうか、できているかどうか、という議論になるのでしょうが、そこまでのハイテククラブは未だないどころか、むしろ「股関節の前傾角キープ」などの型ができている人ほど自由に体を使えている、というのが実感するところです。

 

だから伝えることは「難しい」ですし、隙あらば「しっかりさん」にも届くドンズバのスイング方法を考えますがボールの横に立って行うのがゴルフスイングである以上、現行ルールの中ではまずないのではないかな、というのが今のところの結論です。

 

「わたしも」が早くはっきりとしてきているとは言え、全部を一足飛びには得られない、少なくとも今のゴルフはそうであり、そういうことが無意識にわかる運動習慣の持ち主が「まっすぐさん」や「なんとなくさん」ではないか(あくまでも仮説ですが)、というお話でした。

 

次回は「英語」です。

それでは今回も最後まで読んでくださりありがとうございました。

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2021/01/18        bridge   |   

ゴルフ索引「い」(話題)

みなさんこんにちは。

今回は「レギュラー」です。

世の中が今まさにイレギュラーに包まれていますが、どうぞ最後までお付き合いください。

 

【レジャーかスポーツか】

 

ゴルフのイレギュラー、もっとも身近なものとしては降雨が挙げられるのではないでしょうか。

冬の雨の中のゴルフは寒くて冷たくてなかなか大変ですが、それ以外の季節でも「雨の中ではゴルフをしない」という方や「ちゃんとしたレインウェアをそもそも持っていない」という方も少なくないと思います。

 

ゴルフをレジャーとしてするかどうかはともかく、他のスポーツから見た場合、ボールを打った後、カートでボールのところまで行き、それを打ってまたカートで移動する。

ハーフターン後のお昼はレストランで食べ、時間があればお茶をし、またカートに乗って午後からのスタートホールへ行く。

1ラウンド終了後は感想戦でまたお茶をして終了、「これのどこがスポーツ?」というのもよくわかるお話です。

していることは、はたからみればレジャーそのもの、ボールを打つ事やスコアメイクを一生懸命していても、です。

 

【上手くなりたい人が多い、にもかかわらず】

 

「ゴルフって難しいですよね‥ふっ。」の考え方が損ではないか、と以前にも述べました。

食べるものや視聴するもの、人間が取り入れようとすることに少しずつですが深さが求められていく世の中です。

よく言わせてもらうのが「単語」ではなく「文脈」になっていっている、というお話です。

 

今はレジャー色の強いラウンド形式しかない中で「ゴルフは難しい‥。」まできている人たちがあともう少し頑張って「自分にとって、ゴルフの何が難しいのか」までを考えられる機会があれば、「難しい」の一言で片付けることはなくなっていく気がしています。

 

「この人はゴルフをしたらいいだろうなあ」という人たちに限って「ゴルフはいいわ‥。」と、最初に言われた時には衝撃的すぎましたが、今から思えばそのお気持ちは少しわかる気がします。

しない人から見た場合、レジャーなのかスポーツなのか、今ひとつゴルフがはっきりしていないんだろうな、と。

とは言え、人は一度にいろいろとたくさん考えられないので、今あるレジャー形式に乗っかりながら、帰りの道中や夜寝る前に今日のゴルフはどうだったんだろうと整理して考える、ということになっているのが現状といえるでしょう。

 

レジャーにも見えるゴルフは、本当は主体的なスポーツとしない人たちに少しでも伝わればいいなと、考えます。

 

【伝えることの難しさ】

 

たとえば「前傾角を変えないでスイングをしてみてください」という説明ひとつをとってもそうです。

自分の経験上、ずっとさせてもらっているこの説明、プレイヤーがどれぐらいの振り幅のスイングでどのような球筋をイメージしているかにもよりますが、前傾角を作っているのは上体ではなく股関節です。

股関節で前傾角をキープのつもりでも、説明しているこちら側が「前傾角キープ」という単語だけを発すると当たり前ですが、そこだけが切り取られます。

 

股関節での前傾角キープの練習の前に、ひざからひざはどうですか?という意図で「振り上げないスイング(ひざからひざの間で動かしている人が多いと思われる動作)でもあるパッティングから前傾角キープに注意しましょう、注意することからはじめましょう」という説明を何度かいたしました。

 

繰り返しとなりますが、ハーフスイングでもフルスイングでも、前傾角を作るのは股関節です。

右利きプレイヤーの場合、右サイドで押し込むような形、左サイドでさばくような形であっても股関節の粘りを意識して前傾角を保ちましょう。

 

どちらのサイドを使うかで上体のフォローやフィニッシュの形が異なるのは当然です。

ゴルフスイングは目標方向から見た場合、横に立ってスイングするためにこのような上体のちがいが昔のクラブに比べてより顕著に出ます。

 

ですので、派手に動いていく上体の形にゴルフスイングは目を奪われがちですが、股関節の前傾角キープについてはできている人はできていますし、できていない人はできていません。

ボールは掛け値なく、きっちりと飛びますので結果をみれば一目瞭然です。

 

むしろフォロースルー以降、フィニッシュにかけて上体に目がいくというプレイヤーは、その方自身のゴルフスイングのイメージとして、下半身を使っていくという意識自体が少ないのかもしれません。

 

上体の使い方のちがうトーナメントプロたちのスイングを並べて、だから前傾角をキープしなくていいスイングもある、という結論であればこれは残念ながら論理の飛躍です。

 

繰り返しとなりますが、上体の使い方のちがいがあるだけで、ゴルフスイングは股関節を前傾させる動作、になっています。

 

それから、トーナメントプロたちのスイングとアマチュアゴルファーの方たちのスイングを比べる、部分的ならともかく結論までを導く、ということについてはやはり無理がある気がします。

 

グリップやボールの位置、そのプレイヤーのこれまでの運動習慣などで鍛えられる基礎体力のちがい、たとえば筋力や体幹の強さ、道具を扱うことへの慣れ(おもには腕や肘下、掌の感覚)、体の柔らかさやしなやかさなど、ここにさらにギアへの正しい知識が加わり、そのプレイヤーのスイング形成という過程が前提としてあるから、です。

 

これらの理由により、非常に個人的な動きでもあるゴルフスイング、レジャーかスポーツかはともかく余暇でゴルフをされている人たちのスイングには、トーナメントプロたちよりも変数が多くあります。

そのプレイヤーにとってどこの部分がキラーパスになるか、という原因追及の絞り込みには時間を要します。

きっとみなさんが思われているよりも、です。

ほとんどの人が頭の良い大人で、さらに加齢の中で練習をするから、です。

時間がかかりそうな「文脈」ではなく、早くできそうな「単語」に対しての依存が、ゴルフの場合はここにあるのでしょう。

 

【単語と文脈の間でゆれる人間】

 

どちらかと言えば、経験が豊富な人ほど、あえて雨ではプレーしない人が多いことでしょう。

なるべく自分のペースでゴルフをしたい人はみなそうです。

しかしゴルフは屋外でするスポーツ、難しさや厳しさはあって当然です。

レジャー形式に乗っかりながらも、雨の中のプレーでもいいというコンディションの時は、文脈脳のサインとして、それだけでその一日のゴルフを楽しんでください。

「倍速で上手くなりたい!」というコンディションの時は、そのような気分に合う練習メニューを探す、ということになるでしょう。

 

わたしが思っているよりも上達したい人はずっと多い、それも早く上手くなりたいんだなということが少しずつわかってきました。

 

次回は「運動習慣」です。

それでは今回も最後まで読んでくださりありがとうございました。

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2021/01/15        bridge   |   

ゴルフ索引「あ」(健康)

みなさんこんにちは。

令和三年、あけましておめでとうございます。

本年もどうぞよろしくお願い申し上げます。

 

お正月はいかがお過ごしだったでしょうか?

今年は「ゴルフ索引」として一年間、全50回の予定でお送りいたします。

毎回のお題選びはきっとかなり自由ですが、「やってみよかな‥」というゆるい読後感を目指していきたいと考えています。

 

初回の「あ」のお題は【青空】です。

それでは今回もどうぞ最後までお付き合いください。

 

【青空を見るスイング】

 

すっかり寒い季節の到来となりましたが、ここから暖かくなってくるまでの間、準ステイホームとなる方も多いかと思います。

今回は家の中やちょっとしたスペースでもできる素振りのご紹介、「青空を見る(ような)スイング」についてです。

 

プレイヤー自身にそんなつもりはなくても、スイング中の前傾角が変わりやすい方に多く散見されることの一つ、「思い切って視界を変えられない」を以前にも書きました。

 

アドレス時にボールを見るあまり、バックスイングでボールから目線が遠ざからない(視界が変わらない)ままクラブを振り上げてダウンスイングしその結果、アドレスの時には確保されていたクラブヘッドが入るスペースがなくなり(インパクトで突っ込む形)、適正なバックスピンがかかりきらず打ち出されたボールを見て、思ったようなショットではない、というこれはバンカーショットでよくみられます、という内容が以前のお話でした。

 

今回はクラブを振った後の目線(視界)の話です。

フィニッシュをとった時、再び地面(芝生や砂)を見ている、というような人はボールが上がりきらない(クラブが振り切れない)、ということが多いのではないでしょうか。

ここで「頭を動かしたらダメなのでは?」と思われた方は「スイング中は前傾角をキープする」の意味がおそらくですが、少しちがいます。

わかりやすいのは首の角度です。

アドレスで作った首の角度のまま(ターゲットを斜めに見る姿勢)スイングするとあごは右肩(右利きの場合)におされるように上がってくる(顔の向きは変わる)ので、インパクトからフォロースルーにかけての瞬間、目線は下というより上を見るような形に一瞬ですがなります。

そしてボールが飛び出された後にいつものフィニッシュの姿勢(クラブを担ぐようないつもの形)です。

 

【つま先上がり下がりも同じ】

 

当然ですが、顔は顔で首は首です。

首から下の足首までの間がターンしていく、がゴルフスイングですのでこれが上手くできれば、繰り返しとなりますが、目線は押し出されるように一瞬上がって地面よりも空を見るようなターンを経由しフィニッシュの姿勢になります。

 

いきなりフィニッシュの姿勢ではなく、インパクトからフォロースルーにかけての部分、一瞬ですが空を見るような瞬間があります。

この動作のお手本はジュニアゴルファーです。(柔らかさやしなやかさが目立ちますがよく見てもらえるとわかります)。

顔というより首から下、だから顔は斜めのまま向きが変わる、というこれは、つま先上がり下がりがあまり好きではないというプレイヤーの方もきっとお心当たりがあるかと思いますので、クラブを短く持つなどして、あごは肩に押され一瞬、空を見る素振りをどうぞお試しください。

 

次回は「イレギュラー」です。

今回も最後まで読んでくださりありがとうございました。

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2021/01/04        bridge   |