先日、沖縄の首里城が消失というかなりショッキングなことがありました。
早速再興に向けての動きがあり、これは早い段階で再興がされるかもと思っていたら、
前回の首里城再興の際、沖縄独特の瓦を焼いた人がすでに亡くなられており、
瓦を焼ける人がいないというニュースを見ました。
また、昨日夜から行われておりました「大嘗宮の儀」で使われる重要調度品の産地でも、
高齢化が進み後継者をつくる事が課題という話も。
日本人の生活スタイルも昔と比べると激変。
伝統技能を使ったものを日常的に使用する機会もなくなり、そうすると需要も減るので、
今の時代からすると後継者問不足というのは当たり前なのかもしれませんね。
そういえば、最近は和室のない家も多いそうで、畳屋も少なくなったなと感じます。
今後ますます伝統技能を継ぐ人も減り、最後にはその存在自体も忘れ去られてしまうかも。国がお金を出して行う行事には様々な批判もありますが、伝統技能を受け継いでいくためにはある程度、国の支援が必要なのかなと思ったりもします。
やはり伝統技能は後世まで残ってほしいな