俳優の三浦春馬さんがこの世を去りました。
友人や仕事関係の方などから、
「キンキーブーツ、絶対見に行った方がいいよ。三浦春馬のドラァグクイーンは素晴らしかった」
と口を揃えて勧められ、今度舞台があったら絶対に行こうと思っていました。

テレビドラマなどで彼を見て、日本人らしからぬ骨格の人、という印象がありました。
彼を見ていると、若き日のアラン・ドロンの映画をなぜか思い出しました。
キザで歯の浮くようなセリフを言っても不思議と恥ずかしくない、
むしろ説得力を持たせてしまう、きっと彼の持つ雰囲気がそうさせていたのだろう、
と分析しています。

顎がしっかりしている人は声量があり歌がうまい、というのが私の持論なのですが、
上記のお勧めしてくれた友人たちの話を聞いて、持論は正しかった、
と思ったのが昨年のことだったのに。

天賦の容姿と才能を与えられた人だったのに、おそらくは海外でも通用する
俳優になれたかもしれないのに、本当に残念です。