アメリカ大統領選。
バイデン氏から勝利宣言が出ましたが、まだまだすったもんだしそうなのが目に見えています。

『華氏１１９』という映画を思い出しました。
4年前の大統領選を題材にしたドキュメンタリー映画で、監督はマイケル・ムーアです。
2016年の今日11月9日にトランプ氏が勝利宣言を行ったのでタイトルに119とついています。

この映画では、アメリカの選挙制度の仕組みを最大限に利用して勝利を得たことを述べ、
選挙制度の特殊性を皮肉ったブラックコメディなのですが、そのコメディがフィクションではなく
現実であることに笑っていいのかどうかわからなくなるのです。

映画の中で、ムーア監督は、「うんざりして、あきらめた時代に、独裁者が現れる」と述べています。
あきらめない時代を信じ、勝利宣言の通りに、分断ではなく結束に向かうことを祈ります。