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さくら、さくら、今咲き誇る

緊急事態宣言解除を待ったかのように満開になったさくらたち。
こんなにきれいに咲いてるんだから、ちょっとくらい楽しんだっていいだろう、
とそりゃ思いますよね。

土曜日は近所の川沿いの満開の桜を散歩しながら楽しみました。
目が喜び、心が喜びました。
ほんとはもうちょっと遠出して、花見の定番にしてるあの公園で花見がしたかった、
と欲が出てきてしまいました。人間は煩悩の塊とはよく言ったものです。

寓話の「樽の中のワイン」の話を思い出しました。
ある村で牧師様の着任祝いをするため、村人はたちはそれぞれ1瓶分のワインを樽に注ぐこと決めたが、
祝いの席で樽から出てきたのは水で、それは村人たち全員が、自分一人くらい水を入れてもわからないだろう、
と思っていたから・・・・という話。

自分一人くらいちょっとだけゆるめて、ちょっとだけ浮かれても大丈夫だろう、
と皆が思えば、結果としてはタガが外れることになります。

この寓話の教訓は、誰かがさぼったり、手を抜いたりしても、
その尻ぬぐいをする人がいる限りそれは表面化せず、
その数が逆転し、尻ぬぐいする人<手を抜く人になったとき、
一気に表面化して、その時はすでに手遅れ、というものです。

手遅れがすぐそこに見えている今の状況を乗り切るには、
皆が自分事という意識をしっかり持って、楽しむときは今までの定番を忘れて、
自分と他者の両方を頭において考えて行動することが肝要と思います。

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2021/03/29        002   |