えんぴつが一本
「おいハンサム」というドラマが大好きであることは何度かこのブログで語ってきました。
映画版を見に行ったことをまだ書いていなかったことにはたと気づき遅ればせながら書きます。
6月の公開早々見に行きました。
いろいろなエピソードが盛りだくさんでテレビよりもごちゃごちゃしてましたが、
そのごちゃごちゃが伊藤家らしくてまた、よかったです(笑)
映画の中で、登場人物が口ずさみ、エンディングでは伊藤家が合唱する歌として、
「えんぴつが一本」がありました。
すっごい昔に「みんなのうた」で放送されていた歌です。
「えんぴつが一本、えんぴつが一本、僕のポケットに・・・・」という、
易しい歌詞と繰り返しが多く覚えやすい曲で一緒に歌っていた幼い頃の自分を思い出し、
懐かしさいっぱいでした。
そしてこの歌を大人になってから聴くのは初めてでした。
改めて歌詞を聞き、こんなに悲しい、淋しい、潔い歌だったことを知りました。
一本のとんがったえんぴつが、まるまって、ちびていく過程と、
人生での風景や感情がリンクしている深い歌詞。
映画館を出てからもこの歌が頭の中でリフレイン。
今でも時々リフレインし、そのたびにうっすら涙がにじみます。