10月2日、小田急百貨店新宿本店が55年にわたる営業を終了しました。
ハルクで引き続き営業は続けるとのことですが、あの場所に小田急がなくなるのだ、ということが信じられません。
渋谷の東急、銀座の松坂屋、阪急、毎度百貨店の閉店というのは淋しい気持ちでいっぱいになるけれど、新宿は特別。
「新宿は庭」と豪語している私としては、思い出が消えていってしまうようで淋しくてたまらない。
半世紀前ですが・・・、小さな頃のデパートのイメージはまさに夢の国。
おしゃれな洋服や靴、ナイフとフォークで食べる食事、大きな回るワゴンに一杯に詰められたお菓子・・・・
近所での買い物とは全く違う、まさにイベントでした。
デパートという特別な場所に行くためのおめかしをしてもらって出かけたものです。
我が家は、三越、伊勢丹派だったので、小田急には馴染みがなかったのですが、
三越がなくなり、伊勢丹のレイアウトが外国のデパートみたいになってからは、
定番商品が欲しい場合は西新宿に向かうようになりました。
小田急と京王は広々としていて、予想したところにちゃんと予想していた店があり、
迷うことなく、見やすくて、回っていて疲れないデパートでした。
他のデパートでは扱わないものも小田急だったらある、ということも多くて助かっていました。
中高年にやさしい、これは百貨店としてとても大切なことだと思います。
百貨店と共に歳を重ねてきたその人たちが今もずっと通い続けて、
親から子へ、孫へ、と受け継がれた場所であることは確かです。
長きにわたり、ワンダーランドを楽しませてもらい、本当にありがとうございました。









