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金色のテロップ

待ちに待った「雲霧仁左衛門」の放送が8月末から始まりました。
池波正太郎作品の大ファンである私としては、小説で自分がイメージするところと
違うキャスティングや演出の場合、見たくなくて最初は実写化否定派でした。

しかし、剣客商売、仕掛人藤枝梅安、そして鬼平犯科帳、と実写化される
作品を見るごとに、別物であって一粒で二度おいしい、ことを認めざるを得ませんでした。
それからは、池波作品の実写化は見逃すまい、と心に決めています。

「雲霧仁左衛門」は30年くらい前(相当の昔です・・・)に、
山崎努主演で見たテレビドラマが衝撃的で、それからずっと次の実写化を待ち続け、
2013年にやっと中井貴一主演でシリーズ1が開始。
コロナ禍を乗り越え、シーズン6の放送が決定したのが今年の3月末。
前作までと出演メンバは大分入れ替わってしまいましたが、贅沢なセットはそのままに、
CMナシの45分をどっぷり楽しめます。

贅沢といえば、雲霧のオープニングに出てくる、タイトル文字&千両箱の中できらきら光る
小判の金色が素晴らしいのです。
なぜ千両箱か、それは雲霧仁左衛門が江戸時代中期に実在した盗賊だからです。
ただ架空説もあるため、その人物像は池波正太郎作品によって完成された、と思っております。

テレビ番組のテロップ作りの中で最も難しいといわれるのが、ゴールドの文字だそうで、
(これはタモリ倶楽部で見て知りました)黄色くなってしまったり、
オレンジが強くなってしまったり、画面で見て金色に見える色を作るのは至難の業なんだそうです。

雲霧で見る小判の金色は、金色以外に例えようがない色。
小判がたくさん集まって光を放っているようにしか見えないところが本当に素晴らしいのです。
10月頭まで毎週の楽しみが続きます。

2023/09/14        002   |   

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