９月末の夜、21時過ぎに突然停電になりました。
すべての電気が消えたので確実に停電なのですが、にわかに信じられず
閉めたカーテンを開けたところ、外は真っ暗、
ところどころ非常灯がついているところはありましたが、
普段の夜とは確実に違う風景がそこにありました。

災害による停電に備えて、枕元にネックライトを置いているので、
すぐさまそれを取りに行き、携帯で停電の検索をしたところ、
自宅周辺の住所が一番件数が多く、両隣の区でも停電が発生していることがわかりました。

その後1時間半ほどで電気は復旧しました。
ずっと「調査中」が続いていた停電理由でしたが、
後日設備トラブルであることが発表されました。

近所で火事があった場合、ぞろぞろと外に出てきて、
そこで立ち話、という風景があるのですが、
停電の場合、足元が怪しくなるため、今いるところを動かない人ばかりで、
真っ暗な中、窓を開けると、２F、3Fの高さから、
隣近所の会話がなされて、暗闇の中、大声四重奏が聞こえてきました。
復旧時間が当初22時だったのに、22時半、23時と延びていき、
不安の声（文句の声？）が一番大きかったです。

停電に備えて色々準備していたつもりですが、いざほんとに停電になるとやはり慌てます。
2011年も計画停電といわれながらうちの地域は停電にならなかったので、
本当に何十年ぶりの停電体験でした。

非常事態のときにはとにかく落ち着くこと、
平気を保つこと、が判断を正しくするための必須事項なのだ、と実感しました。