漁師詐欺
沖縄の友人から聞いた体験談です。
ある日、ピンポンが鳴って出ると、モニターには初対面の男性が立っており、
「カバンが、カバンが・・・」と繰り返しているので、玄関の外に出て話をきいたところ、
自分は普段は漁師をやっていて、昨日は街に出て遅くまで飲んでいて、
お宅の家の前の車庫で寝かせてもらった。カバンをしっかり抱えて寝たが、
朝起きたらカバンがなくなっていた。何か知らないか?という。
何も知らないので、どうしようもできないと伝えたところ、とにかく島(家は島にあるらしい)まで帰る交通費がいる、というので1000円渡した、という話。
友人は沖縄で生活し始めて1年足らず。近所の知人にこの話をしたところ、
「それは漁師詐欺だよ」と、ポピュラーな手口であることを教えてもらい、
騙されたことを認識したそうです。
友人からどう思うか、どうするか聞かれて、「本来はその対応がまっとうだと思う。世の中持ちつ持たれつ。困っている人に手を差し伸べるのは当たり前のこと。だけれど今は気を付けていても簡単に騙されてしまう世の中だから最初から疑ってかからないと、という気持ちが先に立つのも事実。うーん、でも私もこの話を聞く前だったら渡しちゃうかな、渡しちゃうなきっと。でもさちゃんと考えると、ここで悩むってものすごく悲しいことだね」と。
本当に漁師が困っていた可能性もゼロではない、と考えたいね、という話の締めとなりました。
美しい心を失わず、かつ安全に生きていきたいものです。









