中野サンプラザ閉館については、昨年の7月にここで書かせていただきました。
そしてとうとう今年の秋から解体作業に入ります。

その前に、別れを惜しみ、新たな出会いを誓うため我らが中野サンプラザに最後の光を！、
ということで、サンプラザの外壁に今までの思い出を映すプロジェクションマッピング
イベントが、3/22-24の夜に開催されました。

私は初日22日の夜、行ってきました。
中野のランドマークとして、半世紀もの間、夢を与え、頼られ、愛された「中野サンプラザ」。
見逃してなるものか。約７分間のプロジェクションマッピング。

https://www.youtube.com/watch?v=90HU50jKN80

様々な光のアート作品の間に、
サブカルの聖地中野→まんだらけ→マンガの映像や、
一般の方から寄せられた「思い出をありがとう」などのメッセージが投影されました。
爆風スランプのRunner、モー娘のLoveマシーン、そしてわれらがヤマタツ、山下達郎のRide On Time。
サンプラとゆかりの深いアーティストたちの曲に合わせ、コンサート風景の映像も流れました。

サンプラを愛してくれた人々からのメッセージが次々と投影されたときには、
今までの思い出が走馬灯のように流れ号泣してしまいました。
隣で見ていた見知らぬ人も泣いていました。
目が合って、お互い泣きながら笑い顔して何度も頷きあいました。
きっときっと同じ気持ちだったのがはっきりわかりました。
ああ悲しい、ああ悔しい、ああ淋しい。感情を思いのまま爆発させました。

ひとしきり泣いて、お腹すいて、「あの店まだあるかな？」と遠い記憶を元に歩いたら、
ありました！まだありましたよ、安くて旨い町中華。
こういうところがいいんだよ、中野は、と思いながら餃子をビールで流し込み、
1,000円ちょっとで満腹になった腹を抱え、いろんな思いをかみしめながら、
新井薬師までの道を歩いて帰ったのでした。