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JPG

JPGを見て何を思い出すか、ほとんどの人が拡張子のジェイペグ(Joint Photographic Experts Group)だと思いますが、
ある一定の年齢層にとって、JPGと言えば、まちがいなく「Jean-Paul Gaultier」のことです。

JPGのファッションと言えば、人が服を選ぶのでなく、服が人を選ぶ。誰もが着られる服ではない、という印象。
強い気持ちを持つ者しか着てはいけない服、というイメージ。
でも売っているし、見たい、着てみたい気持ちが収まらず、迷いに迷って、
プリーツのミニスカートと先の尖った黒い靴を買った遠い記憶があります。
何回身に着けたかは全く覚えてない。

非日常だからこそ、映画にはぴったりです。
ビーター・グリナウェイの「コックと泥棒、その妻と愛人」、
ペドロ・アルモドバルの「キカ」での衣装は素晴らしく、映画の世界観に厚みを持たせていました。

5/19(金)から、渋谷ヒカリエの東急シアターオーブで始まった、
ジャンポール・ゴルチエ「ファッション・フリーク・ショー」。
「マドンナやデヴィッド・ボウイやナイル・ロジャースによる音楽にのせて、
オートクチュール作品を見せる、ファッション×音楽×ダンス、のステージ」

めちゃくちゃ魅力的なフレーズなのですが、具体的にどんなものなのか想像できず、
前売り開始前、始まってからもさんざん悩み、結局チケット買いませんでした。
始まってしまった今になってやっぱり取っておけばよかったか、と後悔し始めています。

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2023/05/24        002   |