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腕下主丞

「かいなげもんど」と読みます。
小池一夫原作の小説、「乾いて候」の主人公で、8代将軍吉宗のお毒見役であり、
吉宗暗殺を企む輩から守る凄腕剣士であり、真の姿は吉宗の隠し子、という設定です。
毒に体を慣らすため、主丞の毎日は苦しさと背中合わせ。
を実写化した際、この主丞を演じたのが田村正和です。
この作品が好きで、舞台化の際も見に行きました。

眠狂四郎、若様侍捕物帳、うちの子にかぎって、パパはニュースキャスター、
カミさんの悪口、総理と呼ばないで、そして、ニューヨーク恋物語と古畑任三郎。

時代劇、シリアス、コメディ、いろいろありますが、どのキャラクターも田村正和がやるから
成立するものばかりで、代わりが利かないというか、唯一無二を感じます。

考えてみると人生の大半の時期、田村正和のドラマを見ていた、ということに気づきました。
印象に残っているのは、「夏に恋する女たち」という作品で主題歌が大貫妙子、坂本龍一アレンジ。
オープニングタイトルの映像が横尾忠則。
木10の枠でした。ものすごくおしゃれなドラマという印象が残っているのですが
あまりに昔すぎてうろ覚えになってます。もう一度見たい。

おうち時間の今、正和チャンネル作ったら加入者増えると思います。

2021/05/25        002   |