イチロー引退
私は野球音痴なので、イチローが打ち立てた記録の真価をおそらくわかっていないと思います。そんな私がイチローについて書くのは申し訳ないのですが、記者会見で語った中に、宝物のような言葉がいくつもあったので書かせてもらいます。
■「最低50歳まで現役」と本当に思っていたし、45歳で引退ということになり有言不実行の男になってしまったが、そう言っていたからこそ、ここまで来たのだと思う。
→敢えて言葉にする、口に出すことによって、ここぞというとき、その言葉が自分を鼓舞してくれることはあります。覚悟をもって発せられたこの言葉の重みを改めて感じました。
■時代と共にいろいろなものが進化していくのに、選手寿命だけが40歳前後というのは許せない。先人たちが打破できなかったものを僕たちが崩し、既成概念を壊す作業は大事なこと。
→既成概念によって自分の限界を決める必要はないし、人は常に進化の過程にある、自分自身を俯瞰から見る事ができ、自分の役目を受入れ、果たした人なんだと思いました。
■成功すると思うからやってみたい、それができないと思うからやらない、という判断基準では後悔を生む。基本的にはやりたいと思ったことに向かっていった方がいい。
→自分の気持ちに素直なのが一番。いろいろごちゃごちゃ考えてしまっては、その分だけ言い訳も増えてしまう。やりたいからやった、だから結果はまた別の事。彼が言うと説得力に溢れます。
■子どもたちに向けてのメッセージとして。「自分が夢中になれる物を見つければそれにエネルギーを注げる。だから“それ”を早く見つけてほしい」
→人は、好きなもの、ことに対しては熱を入れるし、普段はしない努力もできてしまう、苦労が苦労ではなくなってしまう。好きを持っていることはものすごく大事なこと。そんな魔法みたいな経験をしてほしい。好きは強い。
すべて、シンプルで、言うことは容易いけれど、行動に移し、それを続けることは難しいだろうと思うことばかり。
淡々と語られたイチローのこれらの言葉に、意外なほど勇気づけられた自分がいました。









