みなさんこんにちは。
令和三年、あけましておめでとうございます。
本年もどうぞよろしくお願い申し上げます。
お正月はいかがお過ごしだったでしょうか?
今年は「ゴルフ索引」として一年間、全50回の予定でお送りいたします。
毎回のお題選びはきっとかなり自由ですが、「やってみよかな‥」というゆるい読後感を目指していきたいと考えています。
初回の「あ」のお題は【青空】です。
それでは今回もどうぞ最後までお付き合いください。
【青空を見るスイング】
すっかり寒い季節の到来となりましたが、ここから暖かくなってくるまでの間、準ステイホームとなる方も多いかと思います。
今回は家の中やちょっとしたスペースでもできる素振りのご紹介、「青空を見る(ような)スイング」についてです。
プレイヤー自身にそんなつもりはなくても、スイング中の前傾角が変わりやすい方に多く散見されることの一つ、「思い切って視界を変えられない」を以前にも書きました。
アドレス時にボールを見るあまり、バックスイングでボールから目線が遠ざからない(視界が変わらない)ままクラブを振り上げてダウンスイングしその結果、アドレスの時には確保されていたクラブヘッドが入るスペースがなくなり(インパクトで突っ込む形)、適正なバックスピンがかかりきらず打ち出されたボールを見て、思ったようなショットではない、というこれはバンカーショットでよくみられます、という内容が以前のお話でした。
今回はクラブを振った後の目線(視界)の話です。
フィニッシュをとった時、再び地面(芝生や砂)を見ている、というような人はボールが上がりきらない(クラブが振り切れない)、ということが多いのではないでしょうか。
ここで「頭を動かしたらダメなのでは?」と思われた方は「スイング中は前傾角をキープする」の意味がおそらくですが、少しちがいます。
わかりやすいのは首の角度です。
アドレスで作った首の角度のまま(ターゲットを斜めに見る姿勢)スイングするとあごは右肩(右利きの場合)におされるように上がってくる(顔の向きは変わる)ので、インパクトからフォロースルーにかけての瞬間、目線は下というより上を見るような形に一瞬ですがなります。
そしてボールが飛び出された後にいつものフィニッシュの姿勢(クラブを担ぐようないつもの形)です。
【つま先上がり下がりも同じ】
当然ですが、顔は顔で首は首です。
首から下の足首までの間がターンしていく、がゴルフスイングですのでこれが上手くできれば、繰り返しとなりますが、目線は押し出されるように一瞬上がって地面よりも空を見るようなターンを経由しフィニッシュの姿勢になります。
いきなりフィニッシュの姿勢ではなく、インパクトからフォロースルーにかけての部分、一瞬ですが空を見るような瞬間があります。
この動作のお手本はジュニアゴルファーです。(柔らかさやしなやかさが目立ちますがよく見てもらえるとわかります)。
顔というより首から下、だから顔は斜めのまま向きが変わる、というこれは、つま先上がり下がりがあまり好きではないというプレイヤーの方もきっとお心当たりがあるかと思いますので、クラブを短く持つなどして、あごは肩に押され一瞬、空を見る素振りをどうぞお試しください。
次回は「イレギュラー」です。
今回も最後まで読んでくださりありがとうございました。