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ゴルフクラブのお話〜ウェッジ編(考え方)⑩〜

みなさんこんにちは。

今回もウェッジ編⑩として引き続き「バンカー」についてです。

どうぞ最後までお付き合いください。

 

【前回⑨のあらすじ】

 

前回⑨の最後にてバンカーショットでお悩みの人へ、打ち方は普段のままで「ボールへの視界をいつもより遠く使うダウンスイング」をおすすめいたしました。

またこれと並行してゴルフスイングの説明には、ゴルフクラブの動きとプレイヤーの身体の動きの2種類があり、特にバンカーショットのような、はっきりとした対処が必要に迫られる状況として「〇〇しながら△△する」動きの場合、今の説明はクラブと身体、どちらの動きの話なのか、説明をする側もされる側もしっかりと把握する必要がある、というお話でした。

 

【ボールから目を離せない人ほどバウンス角の大きいSWがおすすめ】

 

話が遠回りしましたが『スイングをオリジナル解釈』されているかもしれないプレイヤー、『バンカーショットのみオリジナル解釈』になってしまうプレイヤーへのおすすめサンドウェッジ(以下SW表記)の提言です。

 

前回⑨の最後にてバンカーショットでお悩みの人へ、打ち方は普段のままで「ボールへの視界をいつもより遠く使うダウンスイング」をおすすめいたしました。

いかがだったでしょうか?

ボールの脱出がスムーズに成功したなら良かったですがもし、バンカーからの脱出よりも以前に、「ボールを遠くに見ながらダウンスイング」がしづらい、「バックスイングでボールから目を離すこと」が怖くてできない、という方がおられましたらそのようなタイプのプレイヤーへはバウンス角の大きいSW、つまりやさしいSWをおすすめいたします。

繰り返します。

バックスイングでボールから目が離せない、離そうとしてもどうしても離れないという

プレイヤーの方は、バウンス角の大きいSWをおすすめいたします。

バンカー専用のSWをバックに入れるのもいいです。

ダウンスイング以降、インパクトなどでクラブが簡単にかぶって入らないもの

であればなんでもいいです。

やさしいSWと言ってもバウンス角が強調されたSWもありますし、

いわゆるウェッジ専用モデルとして単品売りされているプロが使用するタイプの

ウェッジであっても、モデルによってはロフト角別にバウンス角は

2種類用意されており、大きい数字の方がバウンス角がきいている、

やさしいSWということになります。

例えば56度のSWであればバウンス角は10度と14度、ロフト角が58度の

SWであれば8度と12度など、きっちりとした数字はカタログで確認できます。

 

通常、SWはバウンス角を使うように少し開いて構えると

リーディングエッジが地面から浮くように設計されていますが、

この地面からリーディングエッジが浮く度合いが大きいものほど

バウンス角が大きい、バウンスがきいている、などといわれます。

 

ですのでバウンス角が大きいSWの特徴は、まずクラブを開いて構えやすい、

次にダウンスイングやインパクトでクラブが簡単にかぶらないイメージをもちやすい、

ということになります。

 

これは素振りなどでも十分に練習ができます。

また補足として、コース上バンカー以外でも例えば、フェアウェイからの

アプローチなど距離によってはSWも多用するというプレイヤーはバウンス角の

小さいものをチョイスされる場合も大いにあります。

フェアウェイからなどは、リーディングエッジが浮きづらいものの方が

構えやすいからで、プレースタイルによっては、バンカーショット専用の

SWを入れることもオススメいたしました。

少々長くなりましたが、バンカーショットに関して、特に『バンカーショットのみ

オリジナル解釈になってしまう』プレイヤーと『スイングをオリジナル解釈』されている

かもしれないプレイヤーへのおすすめSWについてでした。

 

次回はウェッジ編のまとめです。

今回も最後まで読んでくださりありがとうございました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

2020/10/19        bridge   |